ラミネーターの怪

お店で使っているラミネーターが故障しました。いや、正確には故障していました。そう、今は直っているのです。
異変に気がついたのは数日前。ラミネーターにラミネートするシートを入れようとしても、入って行かないのです。ラミネーターの内部にはローラーがあるはずで、回転するローラーに挟み込まれたシートはラミネーター内部を通過してラミネートされるのだと思います。ところが、いくら差込口にシートを入れても吸い込まれていかない。内部は見えないので、ローラーが回っていないのかと思いました。
フェラーリの風洞か？
あ、フェラーリの風洞、ムービングベルトが壊れてつかえなかったらしいんですよ。ただそれだけです、ハイ。
どうにもならないので、諦めようかと思いましたが、まさかと思いながらも反対側、つまり普段はラミネートされたシートが出てくる部分にシートを入れてみたのです。すると、なんてこった！シートは吸い込まれ、ちゃんとラミネートされて差込口のほうから出てくるではないか！！！
な・ん・で・じゃ！？
何故かローラーが逆回転しているとしか思えない。そんなことが何故おきる？？？
でもとりあえず使えるので、もうそれ以上は追求しないお気楽な性格・・・そのまま放っておけば本格的に壊れてしまうかも知れないのに。
しかも翌日、また使ってみたところ、今度はちゃんと差込口からシートが入ってとても普通に使えてしまいました。どーなってんの？
ま、いっか。

カミング・アウト

選挙戦が始まると、いろいろなところからハガキや電話が来ます。大抵はただの無差別PRなのでしょうが、たまに知り合いから「○○さんを宜しく」なんて言われることがありますね。それも、普段は殆ど付き合いのない知り合いから（笑）。そんなこと言われたからって、絶対に自らの意思を変えることはないので、オイラのところにはハガキも電話も要らないんだけどなあ。ハガキはゴミになるだけで地球に優しくないし、忙しいときにそんな電話を貰うとかえってマイナスイメージしか残らないんだなあ。
実は今回も意外なところからハガキが来ました。某女性候補者をPRするハガキでしたが、差出人は中学時代の同級生。中学時代はまあまあ仲の良かった友人ですが、卒業以来殆ど会うこともなく、特別な接点はありません。ただ、彼に関するある「噂」は耳にしていました。しかし、別に特別気にすることでもなく、「へえ～、そうなんだ～」ぐらいに思っていました。ところが、彼の方からわざわざカミングアウトしてきたのです。女性候補者は「レズ」であることを公言している人で、彼は「同じセクシャルマイノリティとして彼女を応援して云々・・・」と書いていました。
やっぱり噂は本当だったのかあ。彼もそれをカミングアウトしてまで女性候補者を推薦するくらいだから、相当真剣なんだろうね。
でもゴメン、それでも自分の意思は変えられないんだ。選挙、俺はオレで、真剣に考えているからさ！

台湾からの使者

昨日はＡＭＣにしては記録的な来店客数（ありがたいことです）でしたが、その幕開けは台湾からの来客でした。
発送する荷物も多くて（これもありがたいことです）梱包作業が大変で、開店時間を過ぎても商品やダンボールがカウンターを占拠していて、焦りまくって作業していた時のことでした。見覚えのないお客さんがお店に入ってきました。初めてのお客さんが見えられたときは、こちらも少々緊張します。声を掛けていいものかどうか、作業をしながらも相手の様子を伺っていました。彼はキットやデカールを真剣な表情で見ていました。それも、時間を掛けてじっくり見ている感じでした。
やっと梱包作業が終わり、いつものようにＰＣの前に座った私に彼の方から話しかけてきました。「Ａｒｅ　Ｙｏｕ　Ｍｒ．Ｍｉｓｈｉｍａ？」
ふい打ちを食らった私は面食らいました。だって、まさか外人さんだとは思わなかったんです。日本人にしか見えませんでした。それに、私の名前を知っているとは一体誰だ？
オレって世界的に有名？
んなわけはない。そこから身振り手振りを交えたミシマ流英会話でなんとか意思の疎通を図り、彼が台湾のユンピン君だと分かりました。
「お～、みすたーユンピ～ン！！うぇるか～む！！」とまずは握手。
彼、いつも通販でＡＭＣのキットやブラジル製キットを買ってくれているんです。いつもはメールでのやり取りですから、こちらにも余裕がありますが、それで英語が通じると思われているとチト困る（笑
まあ、大体はなんとかなりますが、なかなか言葉が出てこないときもあって、スムーズな会話とはいきません。せっかく台湾から来てくれたのに、上手くお互いの意思が通じ合わないのもイヤだったので、二階にいた父を呼びました。父は英語ペラペラなんです（馬鹿息子でスマン）。
やがて二階から下りてきた父を彼に紹介して、通訳をしてもらうことに。
ところが、台湾で生まれ育った父がそのことを告げると、お互い勝手に台湾話で盛り上がり始めてしまいました・・・
オイラは蚊帳の外・・・
何のために父を呼んだのか良く分からなくなってしまいましたが、ユンピン君も楽しそうだったのでまあいいか。その後、台湾のショップの事情などを話してくれて、飾ってあった石井さんの２４８Ｆ１を見て感激した、とも。デカールなどを何点か買ってくれて「また来たい」と言いながら帰っていきました。
ユンピン君、もう無事に帰ったのかな？日台友好のため、また来てね～！

無題

ブッフェ～、疲れた・・・
今日はお店が大忙し。絶え間なくお客さんがあり、夜はＦ１酒場となり朝10時半頃から今まで働き通し！
日記書く暇なんてどこにも無かったので日付変更線を超えてしまいました・・・止む無し。お許しを。
しかも既に相当眠くて頭が働きません・・・今日はこれにて・・・
ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ

未来。

常連のNさんと談笑していたときのことです。ドアが開いて、小さな男の子が入ってきました。あ、前にも来た子だ。小学校２～３年生くらいに見えますが、前回も今回も一人でやってきました。たまに子供がお店に入ってきても、大抵は一周して帰ってしまいます。でもこの子は前回、ポルシェのプラモデルを買ってくれました。
「お、偉いなあ。頑張って作れよ」思わずそういった私に「お父さんにプレゼントするんだ」と言いました。「そうか、お父さん、プラモもが好きなのか？」「ウン」
お母さんから貰った、というお札を出して代金を払い、彼は帰って行きました。それから一ヶ月くらいたったのかな？今度は中古品コーナーにあったタミヤのブラバムBT50を持ってきて「これください」と言います。
「今度は自分で作るのか？」「ウン」
え・ら・い！！
お父さんが教えてくれるんだ、と嬉しそうに言っていました。今度は自分のお小遣いと思われる千円札を出してきました。小さな財布から出したお札を小さな手で広げながら。なんだか私も嬉しくて、￥６３０の値札がついていましたが「￥５００でいいよ」と五百円玉をお釣りとして渡しました。すると、彼は本当に嬉しそうにニコニコしながら「ありがとうございます」と言ったのです。ますます、
え・ら・いいい！！！！！
ちゃんと「ありがとうございます」と言えるなんて、やっぱりプラも好きのお父さんは教育もしっかりしている。ちゃんとそれに応えて素直に育っている彼も偉い！なんだか日本の未来も明るいような気がするよ！！
「頑張って完成させなよ。」「ウン」
そう答えて、彼は帰って行きました。ガンバレよ～！！

私と彼のやり取りを聞いていたNさんが言いました。「ボクも自分で作るからオマケして」
あ・ま・い！