残念。

最近、日本のモータースポーツファンにとっては残念なニュースが続いていますね。。。

一つは富士スピードウェイの撤退。
もう一つは、ホンダの新社長がF1復帰の可能性を否定したこと。

どちらも、現在も経済情勢の中、企業が生き残っていくいために止むを得ないことなのだろうとは思います。

富士は一年目の大失態を、昨年はやっと少し取り戻したばかりで、本格的にファンに認知されるのはこれから、と言う時点での撤退でした。
大幅に赤字を出していては続けられないのは理解できますが、これからに期待していただけに残念ですね。

でも、もっと残念なのはホンダの社長のコメントでした。
「F1では制約が増え、企業が力を試す場ではなくなってしまいました」
「新しい分野に挑戦できる余地がほとんどないので、シリーズの現状を考えれば、もし経済が回復したとしても、復帰を望むことはないでしょう」
ファンの立場からすれば「今は会社の体力的に厳しいので・・・」と言ってくれた方がよっぽど救われます。
不況の影響で収益環境が厳しいので、多大なコストを必要とするF1復帰は現状では難しい、と言われればまだ仕方がないと思えます。
もちろん、経営者としての判断に、株主でもなんでもない部外者の私がケチをつけるのはお門違いです。だから、決して批判するものではありません。ただ、ファンとしてかなり残念に感じるだけです・・・

でもきっと、「ホンダ・スピリット」は生きている。社内で誰かが、受け継いでくれているものと信じます。いつかまた・・・