ハットリ先輩。

新学期が始まり、長男坊はクラス替えがありました。今までのクラスがとてもお気に入りだった長男坊ですが、新しいクラスも気に入ったようです。新しいクラスメイトの話しを楽しそうにする長男坊、その中にK君という子がいまして、たまたま私の銀行員時代の先輩の息子さんではないかという話しになりました。名前に心当たりがありますし、先輩には長男坊と同学年の息子さんがいるはずだし、先輩のご自宅は十分通学圏内の地域にあります。
そこで、長男に言っておきました。
「K君に、お父さんは忍者ハットリ君に似てるでしょ、って聞いてみな」
だってK先輩、ハットリ君にそっくりなんですよ。ご本人がそれを知っていたかどうかは忘れてしまいましたが、我々後輩たちの間では密かに「ハットリ先輩」と呼ばれていました。その話しをしたら長男坊も爆笑していました。
しかしまさか、本当にそんなことを聞くとは思っていません。冗談のつもりでした。
ところが今日、長男が帰宅するや否や
「K君のお父さん、ハットリ君にそっくりだって！しかも銀行員だってさ！」
アホかお前！！！んなことホントに聞くな！！！
K君はさぞ驚いたことでしょう。殆ど初対面に近い長男坊にいきなりそんなことを言われたんですから・・・でも即座に「ハットリ君に似ている」ことを認めたそうなので、K君自身もそう思っていたわけですね（笑）。今頃、先輩のご自宅では「今日ミシマって奴にいきなりこんなこと言われた」と話題になっているに違いない。
K先輩、スミマセン！！！
K先輩、我々後輩連中の面倒を良く見てくださいました。私はプライベートの面でもいろいろお世話になっていました。真面目な話し、私の敬愛する先輩の一人でした。奥さんは超美人だし（関係ない？）。
皆が「ハットリ先輩」と呼んでいたのも、親しみやすい先輩の人柄によるものなのです。

だから先輩、怒らんといてね・・・