ペアウォッチ。

今日は結婚記念日です。めでたく20周年を迎えました。
と言うわけで、何か特別なことを・・・と早くから考えていたのですが、結局は映画→食事→買い物→帰宅と言う、なんてことは無い一日を過ごしました。夕食は自宅で女房の手料理です。普段と変わらない、普通の一日です。
少しだけ違ったのが、いろいろな面でいつもよりちょっと贅沢をしたことです。映画館では一般席とは別の「ゴールドクラス」とか言う席に座り、昼食は普段は行かないちょっと高級なレストランへ行き、買い物では滅多に買わないブランド品を買いました。すべて、「記念」であり、女房への「感謝」です。まあ、贅沢をすることが「感謝」であるはずは無いのですが。。。

「20周年の記念に、時計を買わないか？」と女房に話したのは一週間ほど前。実は女房も私もあまり腕時計をしません。何故なら、必要が無いからです。携帯をもっていれば時間は分かるし、持っていなくたってどこかに時計がある。それに、銀行員時代と違って分刻みのスケジュールで動くことなんて無い。ならば何故、時計か？それはやはり、時計が「時を刻む」ものであるからであり、良い物を買えば長く使うことが出来るから。今までの20年、一緒に時を過ごしてきたこと、これからも長く、一緒に時を過ごしていくこと、同じ時間を共有していくことの象徴として時計を買おうと思ったのです。それも、ペアで（笑
結婚前の付き合っていた時代も含め、「ペア」のものなんて持ったことはありません。結婚指輪でさえ、結婚式以来したことが無い（女房はしていますが）。この歳になって、「ペア」なんて、とも思いますが、別に恥ずかしいとは思いませんでした。
何軒もお店を回り、結局最初に見たお店に戻って購入しました。何かを買うために、こんなに時間を費やしたのも初めてかも。それだけ、女房も私も真剣に選んだわけです。

夕食時、乾杯をして女房に「ありがとう」と言えました。それだけですが・・・言葉、足りないかなあ・・・それが一番大切なのにね・・・