予備校。

今日は仕事の合間に長男坊の通う予備校へ行ってきました。
来月はセンター試験、再来月は本命校の一般入試と、いよいよ長男坊の戦いも天王山。今日は先生との面談日だったのです。通常は女房に行ってもらっていますが、定休日と重なれば放ってはおけません。
今通っている予備校は、昨年まで通っていた自宅近くの塾とは違い、かなりプロフェッショナルな感じがします。それが良いか悪いかは別問題として、志望校へ合格するためにはやはりこうしたプロの力が役に立つのでしょうね。
予備校へ到着し、用件を告げるとちゃんと面談会場へ案内してくれました。すぐに先生と長男坊が現れ、パーテーションで仕切られた机が並ぶ会場内へ案内されました。他の生徒さんや保護者の方々も面談をしていましたが、やはり母親ばかり。父親が来るなんて、長男坊にはちょっと恥ずかしかったかな？

「こちらへどうぞ」
と促され長男坊と並んで腰かけましたが、先生は座りませんでした。我々が座るのを待って、丁寧に挨拶をされ、ようやく座りました。若い先生でしたが、きちんとしたメリハリのあるその態度に、決して勉強だけを教わっているのではない感じがして、好感が持てましたね。
話しの内容は具体的に受験校を決定するための現状分析が主なものでしたが、それも分かりやすく、でも時折笑顔を織り交ぜながらの話しで、すんなりと聞くことが出来ました。こちらが聞きたかったことはほぼ説明してくれたので、こちらから聞くことは殆ど無かったくらいです。

予備校なんて、大学へ行くまでの「つなぎ」でしかない。でも、そんな場所でも、人生経験を積む機会はいくらでもあるんだな。長男坊に、それを感じている余裕は今はないだろうけど。将来、予備校での出来事や先生の言葉、態度を思い出して、何か気づくことがあるかもしれないね。
今の予備校で、良かったんじゃないの？人生に、無駄な時間なんて無いのかもね。