取説。

最近、父がいつも持ち歩いている本があります。ちょっとでも時間があるとその本を取り出し、真剣に読んでいます。もともと読書好きの父ではありますが、今回はちょっといつもとわけが違います。その本とは・・・

携帯の取説です！

それも、基本的なことだけ書いてある薄っぺらいものではなく、すべてが書いてある分厚い取説です。
父は最近携帯を買い替えたのですが、その説明書を読破しようとしているのです。どうも、携帯についている「万歩計」の機能が気に入ったみたいで、携帯そのものにとても興味を持ったらしいです。それにしても、普通あの分厚い取説を隅から隅まで読みますかね？毎日持ち歩いて読んでいる物だから、もうヨレヨレ。読み終わる頃にはバラバラになっちまうのではないかと思われるくらいです。
取説に書いてる言葉が理解できないことも多いらしいのですが、「電子辞書で引くと、結構わかるんだよ」とか言っています。新たな機能を発見すると、「これをこうすると、こうなるんだ」と私に説明します。得意そうな顔しながら
さすがに年齢には勝てず、読み進むスピードは遅いのですが、既に半分以上を読破している模様。これは私や息子達よりも携帯に詳しくなってしまう可能性大です
父から絵文字だらけのメールが来ないことを祈る・・・

父の知識欲・探究心には本当に頭が下がります。
バカ息子・ミシマは、いまだに父を越えることが出来ないでいます・・・
大きいな、父は。