悪友。

世の中はＴＫの詐欺事件とアメリカ大統領選挙の話しで妙に盛りあがって（？）いますが、そんな中ひっそりとまた一つ年を重ねてしまったミシマです
もう４７ですよ。まず間違えなく、人生の半分以上は過ぎ去ってしまいました。とは言え、それをネガティブに捕らえてはいません。ま、嬉くはないけどね。
世の中には「どうしようもないこと」があるので、それを愚痴っていても仕方が無い。歳をとるという現実を素直に受け止めて、これから先のことを考えて行きたいですね。

誕生日が来ると、毎年決まって思い出す友人がいます。奴は高校時代の悪友。私と奴、そしてもう一人の友人と３人でバンドを組んでいました。
何故思い出すのかと言うと、私と奴は誕生日が同じだったのです。同い年で同じ誕生日、オマケに血液型まで一緒でした。当然、占いはいつも同じ（笑）。占いが正しいのなら、奴と私は同じような人生を歩むはずです。
しかしながら、高校卒業後の人生は少し違っていました。二人とも志望の大学には入りました。しかし奴は、高校時代から陸上競技にも打ち込んでいて、将来は陸上競技の指導者になることを考えていました。私はと言うと、明確な将来のビジョンをもっていなかった。何となく大学生活を面白おかしく過ごし、何となく就職しました。しかし奴は、大学卒業後某有名私立高校の教師兼陸上部監督となり、インターハイや駅伝で奴の教え子達が活躍していたのです。奴は自分がやりたいことをしっかり見据えてきたのです。
ようやく私も自分がやりたいことを見つけて、転身を果たしました。かなり時間がかかったけど、今は結局奴と同じ。自分がやりたいことを仕事にしています。舞台はまったく違えど、やっぱり二人の人生は似通ってくるのかな。不思議なものです。
奴もブログを持っているので、時々覗いています。今は次回のオリンピックに出場できる選手を育てようと、必死に頑張っているようです。それを読むにつけ、私自身もパワーを貰っています。

負けちゃおれん。まだまだ、前向いて行くぜ！