惜しい！

いやあ、惜しかったなあ、武藤！

前回のレースで３位表彰台を獲得した武藤は、その好調さを維持して、昨日行われたリッチモンドでのレースでも４位に入りました。
しかし、前回の３位以上に、見ている我々をわくわくさせてくれました。結果は４位ですが、あとちょっと運が見方すれば完全に勝てたレースだったのです！
レースの詳細についてはホンダのHPでご覧いただければと思いますが、７０周以上にわたりトップを快走、ピットストップで一旦順位を落としましたが、作戦通りに事が運べば最終的にはトップに返り咲ける状況でした。しかしながら、他車のクラッシュによるフルコースコーションによりトップ返り咲きを逃し、４位まで追い上げましたがそこまで・・・

メチャメチャ惜しい！！！

こうしたアクシデントが順位に与える影響が大きいのがインディカーシリーズです。F1では、例えば後ろの方で事故があっても、大勢に影響ないじゃない場合も結構多いじゃないですか。しかし、オーバルコースを使うインディではアクシデントが起きるとフルコースコーションとなり、ピットのタイミングをうまく合わせこめたかどうかで、順位がガラッと変わったりするんです。今回の武藤は、フルコースコーションがアンラッキーな方へ働いてしまい、優勝を逃したわけです。。。
でも、その走りは素晴らしかったです。前回に続き、その評価を高めたことは間違えがありませんし、優勝できる可能性があることを証明できたわけです！

武藤の所属するAGR（アンドレッティ・グリーン・レーシング）はあのマイケル・アンドレッティが率いる強豪チームです。今シーズンは他に図抜けて強いチームがあるためなかなか勝てずにいますが、もともと地力のあるチームです。そして、もてぎを得意としているチームでもあります。昨年もてぎを制したダニカ・パトリック嬢もAGR。
これは、インディ・ジャパンが楽しみじゃないですか！

琢磨が出るかもしれないことを期待していたインディ・ジャパンですが、琢磨が出なくても十分楽しみだ！今年は雨降るなよ・・・