母の復活。

昨日の姪っ子の結婚式で、嬉しかったことがもう一つありました。
それは、母のことです。
昨年11月に骨折してから殆ど寝たきりで、骨折が良くなってきてもどこかしら具合が悪く、ふさぎこんでいた母。結婚式にも「私は行かれない」と一週間くらい前まで言っていたのです。骨折以来、父も本当に献身的に母の世話をして、なんとか元気になってもらおうと手を尽くしていましたが、一向によくならずにいました。ところがどうでしょう、結婚式の数日前に母はヒョコヒョコと歩き回りはじめ、自分で美容院へ行って髪を綺麗にして、二日前には「やっぱり行く」と言い出しました。心配する父は「行くならタクシーで」と自宅へタクシーを呼ぼうとしていましたが、「電車で大丈夫」と言って聞きません。
周囲の心配をよそに、本人は涼しい顔で会場に現れました。あんなにふさぎこみ、少し起きては「疲れた」と寝ていた母が、急に元気になったのです。かわいい孫娘の晴れ姿を一目みたいと言う思いが、病魔を追い払ったのか？あまり食欲も無かったハズなのに、結構パクついて食べていましたし、数ヶ月ぶりにお酒まで口にしていました。父が心配して「あまり飲むな」と止めるほど。
心配していたさっちゃんも、元気そうな母の姿にホッとしたことでしょう。でも、母が元気なったのはさっちゃんのおかげなんだよ、きっと。
結婚式を存分に楽しんだ母は、特に疲れた様子も無く、帰って行きました。
実は今日、もしや疲れて寝込んでいないかと心配しましたが、普通に起きていました。「なんだか元気になっちゃった」なんて言っていましたよ。
女は強い！
父も一安心したことでしょう。良かった良かった。