ワンフェス。

さて、ワンフェスネタの続きです。
会場入りしてまず向かったのはティレルのトランスキットを出している個人ディーラーさんのところ。実は知り合いなんです。２度目の出展ですが、今回の出し物は「ティレル０２０トランスキット」。タミヤの０２０を改造するパーツセットです。アンダートレイをベルギー以降の後期型に改造するパーツと、オイルタンクバルジやボーテックスジェネレーターなど、０２０Cに改造するパーツがセットされています。あくまで個人で製造しているので、手流しのパーツは気泡もあります。近年のガレキの綺麗なパーツを見慣れてしまっていると、ちょっとビックリする内容ですが、逆に一昔前、情熱だけでF1をキット化していた個人ディーラーが多く存在した頃のことを思いだします。パーツだけを見て文句を言うなかれ。この情熱、素晴らしいことだと思います。「もうネタがないです」なんておっしゃっていましたが、是非続けて欲しいものです。次回も頑張ってください！
続いて向かったのはST27さんのブース。会場限定で販売するデカールを買おうと思っていました。何故ST27さんが「パシフィックPR01」のデカールを？？？それはどちらかと言うとAMCのテリトリーなんですけど（笑）
しかし、欲しい一台でしたのでとりあえず嬉しい。しかも２種のカラーリングに対応できるようになっていて非常に親切。ただ、デカールのみなので、ボディは自作しなければなりません。素直にB192をシルバーに塗ってデカール貼ってしまえ、とも思いますが、う～ん、どうしようかなあ。「ロータス１０２」のデカールももちろんゲット。これも１０２Bを黄色く塗ってデカール貼ってしまえ・・・てか？でも全然形違うんだよなあ。。。まあ、どうせすぐには作らないし（と言うか、果たして作るかどうかは分からないし）、いらぬ心配だな
ST27さんのブースの付近でウロウロしていると、何人もお客さんに会いました。ほんの数分間のことだと思いましたが、それだけで４人ものお客さんに会いました。車のキットなんて殆ど出ていないのに、それでも結構皆さん来てるんですね～。
ST27さんに挨拶をしてから、しばらく他のブースをぶらぶら見ていましたが、だんだん目がクラクラして来たので最後の目的、モデルアートさんのブースへ挨拶しに向かいました。モデルアートさんのブースは隣接する別会場にあるので、一旦会場を出てそちらへ向かいます。別会場に入場すると、目に前に飛び込んできたのはコスプレした女性達と彼女達に必死にカメラを向けるアキバ系な人たちの群れ。
うわ、これはヤバイ！
別に悪気はないですが、ミシマ的にはちょっと馴染めない空間なので一瞬たじろぎました。でもそこを通らないとモデルアートさんのブースへ行けないので、遠回りしながら通過しました。そんな会場内にあって、モデルアートさんのブースはむしろ異色。スケールモデル関係の本だけを積み上げていましたが、あまり人影はなく・・・これが現実だなあ。。。編集部のSさんとしばらく談笑して、今回のワンフェスは終了。
年々、その規模を拡大するワンフェスですが、カーモデラーはますます肩身が狭くなってきています。。。なんとかならないかな・・・寂しい限りです。
会場を出ると、外は相変わらずの強風。駐車場まで歩くだけで、身も心も冷え切ってしまったのでありました。。。