沖縄。

明日から長男が修学旅行へ行きます。行き先は沖縄。いいなあ、正直なところ羨ましい。何せ私自身は沖縄へ行ったことが無い。九州ですら、後輩の結婚式で熊本へ行ったことがあるだけ。まだまだ行ってみたいところ、たくさんありますね。でもいつになったら行けるようになるんだろ？
それはともかく、沖縄といえば、最近は水族館が有名ですね。今回の修学旅行の日程にも組み込まれているそうです。南国沖縄、美しい海や水族館を堪能してくるのも良いでしょう。友人達と楽しく観光して来るのは良い思い出になるでしょう。でも沖縄には、日本人が忘れてはならない悲劇の歴史があります。そのことが忘れられていないのか、ちょっと気になったので良く日程を聞いてみると、ちゃんと「ひめゆり平和祈念資料館」が組み込まれていました。
ところが、長男に「ひめゆり」のことをどれだけ知っているのか聞いてみると、「女子学生が、戦場に連れて行かれて死んだ」と言うだけ。学校で事前に特別な授業などは無かったらしい。せっかく行くのなら、多少予備知識を持って行った方が良いと思うので、私の知る限りのことを教えてやりました。少なくとも、本土防衛のために多くの沖縄の人々が犠牲にさせられたことを知っていて欲しいと思います。
長男が実際に何を感じて帰ってくるのか、気になるところです。現代の日本人が当たり前のように享受している平和の尊さを、少しでも感じてくれればと思います。
もし自分がその時代に沖縄に生まれていたら、そう思いながら資料館を見学して来い。