麻雀。

最近長男が麻雀を覚えはじめ、なにかと「麻雀やろう」と言います。とは言え、我が家は４人家族、女房も少しは出来ますがほぼ初心者。次男坊はドンジャラレベル。私はと言えば、学生時代には少しはやっていましたのでルールや役は一通り知っていますが、点数の数え方はちょっとあやふや。
だから実際にはなかなか実現しません。でも実は、牌も卓もあるんですけど（何故だ！？）。
でも麻雀って、確かに面白い。奥が深いし、考えることがたくさんあっていろいろな局面で瞬時に判断を下さなければならず、思ったとおりの展開になることもあれば、まったく思い通りにならないときもある。せっかく良い手が出来そうだったのに、誰かに安く上がられてしまったり、それどころか振り込んでしまって大打撃を被ったり。勝負に出なければならない局面があったり、引き際が肝心だな、と思うときもある。まるで人生の縮図を見ているよう。聴牌すると口数の少なくなる奴、やたらと言い訳する奴、常にポーカーフェイスの奴、相手の性格もいろいろ見えて、本当に面白い。たまには打ちたくなりますよね。
そんな面白みを感じはじめているのか、長男は「正月休みには絶対麻雀」と年末から騒いでいました。まだろくに役も知らないくせに（笑）。
女房の実家へ挨拶へ行くときには、牌と卓を持参で行きました。女房の弟
君やその奥さんが出来るらしいとのことだったので。結局夕方から長男念願の麻雀が始まりました。しかし初心者ばかりの家族麻雀、「上がったら１０００点」とか言うメタクソなルールでした（爆）。しかも義弟君の幼い子供たちも参加したがり（そりゃそうだわな）、幼稚園児が結構真剣な顔つきで捨てる牌を選んだりする仕草には思わず笑っちゃいました。そんな麻雀なので、気楽に高い手を狙って打っていましたが、それでも結構上がれてそれなりに楽しかったですよ。長男もとりあえず満足したみたいでヨカッタヨカッタ。
しかしこの家族麻雀には思わぬ後日談がありました。義弟君の幼い子供たちのうち、麻雀に参加した長女の華ちゃんと長男の隼人クンは年子で誕生日が一緒。まもなく迎える二人の誕生日に、当初はゲーム機のWiiを買う予定だったらしい。親もWiiをやりたいから、と言う目論見もあったようで。ところが華ちゃんが「お正月にやった積み木のゲームとそのテーブルが欲しい」と言い出して聞かないらしいのです（笑）。一度言い出すとなかなか引かない華ちゃんなので、義弟君夫妻も困り果てているとか。
華ちゃんは小学一年生
、今から鍛えれば立派な女流雀士になること間違えない！
なんて無責任なこと言うと義弟君に怒られちまうかな。でも面白いねえ、子供って。いつか模型の道に引きずり込みたいもんだね～