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F1の模型を作るのが大好き!それだけさ~

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今日、お客様が完成品をもってお店に来てくださいました。
これです。


おおお、かっちょえええええ~~~~~!!


後姿もせくしいいいいい~~~~~!!

ってある意味自画自賛でスミマセン。。。
先月再販した当店のオリジナルキット、J198ですねえ。
キットは基本的にベルギーGP仕様なのですが、タワーウィングの装着されたアルゼンチンGP仕様も作れるようになっています。でも恐らく、ベルギー仕様で作る方が多いのではないかと思っていました。何しろ98年のベルギーGPは大荒れのレースで、いろいろなドラマがありましたからねえ。スタート時の多重クラッシュに始まり、クルサードに追突したミハエルの怒りの3輪走行→マクラーレンピットに殴りこみなんてこともあり、最後にはデイモンが冷静な走りで優勝、チームメイトのラルフも2位に入りワンツー・フィニッシュ、ジョーダンチームは記念すべき初優勝を飾りました。レース終盤、固唾を呑んでモニターを見守るエディ・ジョーダンの元に、優勝慣れしているロン・デニスが歩み寄り「リラックスしろよ!」とばかりに肩を揉む、なんてシーンもありましたね。その時、確かコース上では、多くのライバルをリタイヤに追い込みながら自らはなんとか生き残っていたデビクルの後ろをデイモンが走っていたと思います。エディ・ジョーダンは肩をすくめて「頼むからデビクルにデイモンだけにはぶつけないように言ってくれ!」と言いたげでした。
そんな、記憶に残るレースだったので、ミシマとしてもベルギー仕様ははずせない。キット開発は最初からベルギー仕様を作るということでスタートしていました。
しかしまあ、開発を進めていく過程で死ぬほど写真を見るのですが、ベルギー仕様の写真ばかりではないわけで、タワーウィングも目にするわけですよ。そうすると、「これもイカスなあ・・・!」と持ち前の「際物好き」精神がムクムクと・・・で、ミシマ自身が「両方欲しい」、と思ってしまった結果、どちらも出来るキットになったわけです。
でもそんなことを思う人は多分少数派で、両方作るためにはキットを二個買わなければならないし、実際には「アルゼンチン仕様」用のパーツが日の目を見ることは少ないでしょう。それでも、やっぱり作ってくださる方もいらっしゃるんだなあ~!!ミシマ、感動であります!!!

このマシンはリアウィングの構造が非常に複雑で、組み立てるが結構大変だと思いますが、そつなく綺麗にまとまっていますね。実はこのお客様、まだ20代。高齢化が進むF1模型界の若きホープです!これからもガンガン作り倒して欲しいですね!!ガンバレ~!!!

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