ピロリ菌。

一昨日、例の病院へ行ってきました。一ヶ月間続けてきた血圧のチェックを報告して、今後の対応を決めることと、内視鏡検査の結果を聞きに行ったのです。予約の件でゴタゴタしたのは先の日記に書いたとおりで、どれだけ待たされるのか分からないので、あんまり待たされたら帰っちまおうと思っていました。
病院に着くと、それほど混んでいるようには見えませんでした。総合受付へ診察券を出すと、「ご予約されていますか？」と聞かれたので「はい」と答えました。受付の女性は予約の一覧表らしきものをチェックしていますが、なかなか私の名前が見つからないらしい。「先生の名前分かりますか？」「いえ、知りません」あああ、やっぱりそういう扱いだ・・・先生の名前が必要なら何故予約時にそう説明しない？と、最初からちょっとイラつきながら待ちます。結局私の名前が見当たらないらしく、「お呼びしますので座ってお待ちください」と逃げを打って来ました。あああ、なんてこった。もし３０分以上呼ばれなかったら帰ろう、と決意してソファに。彼女は他の職員に助けを求めているようでした。
こりゃあ、ダメかもなあ。来なきゃ良かったかなあ。仕事いっぱいあるのに・・・そう思っていると、なんと１～２分ですぐに呼ばれました。「このファイルを内科受付に出してお待ちください」「はあ。」意外に早い展開に驚きつつ、内科受付へ。ファイルを出して待つこと５分。そう、僅か５分でまた呼ばれました。「ミシマさん、診察室にどうぞ」「はい！」思わぬ速攻に完全に不意を突かれた私は「何か良からぬ結果が待っているのではないか」と不安に思いつつ診察室のドアをノックしました。
「ああ、ミシマさん、血圧どうですか？」先生はまるで私のことを覚えているかのようでした。「下がって来ていますよ。」と血圧の推移を記録した「血圧手帳」を出す私。ペラペラとページをめくった先生は「そのようだね。でもまだ少し高めだね。体重はどう？」「２キロほど落ちましたが？」「あと２キロ落とそう。そうすれば血圧も正常範囲内に落ち着くよ」「そうなんですか？」「そうだよ。まだしばらく血圧のチェックは続けて。しばらくと言うか、ず～っとだな」「はあ」「はい、これ新しい血圧手帳。この血圧なら投薬治療の必要は無いけど、また上がらないように。今度は３ヵ月後にまた来て」「はあ・・・あの、血圧の件は分かりましたが、内視鏡の方は・・・？」「ああ？あ、これか。」
やっぱり覚えて無いじゃん。
カルテに書かれた検査結果を見るや否や、「大丈夫、心配ないよ」とあっさり言うのでかえって心配になります。「はあ？何が大丈夫なんですか？」「う～ん、ポリープは良性だし、ピロリ菌はいないし」最初からそう具体的に言ってくれ。「また来年、普通に検査を受ければいいよ」「そうですか、分かりました。有り難うございました。」
とりあえず、健康上の不安はかなり軽減されました。良かった良かった。
血圧に関しては気を緩めればまた上がってしまうかも知れないし、まだ安全圏ではないので引き続き気をつけていかなければなりませんが、それほど辛いことをしているわけでもないので続けられそうです。内視鏡の検査結果も良かったし、ピロリ菌がいない、と言うのも逆にビックリ。４０代にもなると、感染率７５％以上というピロリ菌なのに。ちょっとかわいらしい名前とは裏腹に、いろいろな病気の原因となるピロリ菌、いなくて良かった。
結果的には、病院にいた時間は４０分間程度。予定通り午前中で終了することが出来ました。検査結果も良かったし、終わりよければ全てよし、って感じですねえ。良かった良かった。