祝！

「父ちゃん、明日ね、オレ初デートなんだよ」
ぬあに！？デートぉだとおおおお！！！
やった！ついに来たか！！父ちゃんはこの日をどれだけ楽しみにしてきたことか・・・（涙・・・）
中学時代からテニス一筋の長男は全く女っ気がなく、実はちょっと心配していました。まあ、知らぬは親父ばかりなり、ってこともあろうかとは思っていましたが、学校以外の時間はテニスと塾通いに明け暮れているし、所謂「グループ交際」すらしている様子はありませんでした。。。
それが突然、明日デートだと言うのです！いやあ、ビックリですよ。さすがトーチャンの子だ！
と思ったのですが・・・よく聞くと、高校のクラスメート６人（もちろん、男女３人づつ）でディズニーシーへ行くとのことでした。。。あ、文化祭の代休で休みなので、学校をサボるわけではありません、念のため。
「なんだ、それじゃあデートじゃねえだろ」と言うと、「現地では二人ずつに別れて別行動することになっている」と言います。なるほど、そういうことか。「金はあるのか？」「あんまりない」「しょうがねえなあ。特別に少し小遣いをやる。」「やった！ありがとう！」
普段、決して高校２年生の小遣いとしては多くない金額しか渡していないので、初デートを祝して特別に。あんまりみっともない思いもさせたくないしねえ。
そんな長男ですが、やはり今まであまり女の子と接してこなかったようで、昨夜は「緊張してきた」なんぞと言っていました。「二人きりになったら何を話していいのか分からない」らしいです。そこで「男」の先輩としてトーチャンの経験談を聞かせてやり、少し緊張をほぐしてやりました。
さて、どうなることやら・・・
どんな彼女なのか、気になるなあ。スゲエ楽しみだ！
まあでも、それよりまずは、ちゃんと無事に彼女を送り届けて帰って来い。