卒業。

いやあ、眠い！！今日も早起きの三島です。
何故早起きか？それは次男坊の卒業式へ行くことにしたからです。我々の世代にはそんなものに父親が出てくるなんてほぼ有り得なかったような気がします。私自身も今まで二人の息子の卒業式に出たことなんてありませんでした。卒業式は平日に行われますから、銀行員時代は休みを取って出席するなんて考えられなかったし、今でも臨時休業してまで行くことは無い。今回、たまたま定休日に当たりましたし、長男・次男がお世話になった中学へは一度も入ったことがなかったので、一度くらいは行ってみるかと思い立ったわけです。女房に「父親で、来る人いるのかな？」と一応聞いてみたところ、「そんなのいっぱいいるよ。今は両親揃って来るのが結構普通だよ」とのこと。時代は変わったねえ。。。
ここでも一つ問題になったのがスーツ。まさかいつものお気楽スタイルで行くわけにはいかない。でもスーツなんて、実は4年も着ていない。AMCを立ち上げる準備をしていたときに、問屋回りをして以来なんです、多分。果たして、着れるのか？？？
洋服ダンスへしまいこんだままのスーツを引っ張り出して、恐らく退職間際に着ていたと思われるスーツを選んで着てみたところ・・・
あっさり着れました！むしろ少しゆるいくらい。ランニングやってて良かったね～！
4年ぶりのスーツ姿、自分のことなのになんだか懐かしい。ちょっと背筋も伸びるね、スーツ着ると。たまには悪くないねえ。でもお店でスーツ着てたらお客さんにドン引きされるだろうな。。。
さて、朝8時半過ぎには家を出て中学校へ向かいました。いつもなら下手すりゃまだ寝ている時間です
学校に着くと、女房は次々と知っているお母さん方と顔をあわせ、そのたびに立ち止まってしばしのご歓談。こればっかりは仕方ないね。手持ち無沙汰の私は待っているだけですが、仕舞いには待ちきれずに一人で会場に入って座ってしまいました。
いきなり君が代斉唱から式が始まりました。君が代、いろいろと難しい問題を抱えていますが、ミシマは日本人なので君が代が好きです。だって、琢磨か一貴が優勝したら君が代聞きたいでしょ？でも、その後に歌われた校歌よりも明らかに全体の歌声が小さかった。君が代を歌わない人もいるってことだねえ。その後は卒業証書の授与が延々一時間半。300人近い卒業生がいますから、見ているほうも大変です。全員への授与が終わり、校長先生やら教育委員会のお偉方とかの挨拶が続きます。これが非常に退屈。だって校長の話しもお偉方の話しもぜんぜん面白くない。用意した原稿を読んでいるだけで、話しかたもお世辞にも上手くなかったし。。。
ようやく退屈な時間帯が終わり、在校生からの送る言葉、卒業生からの言葉など、式も終盤へ向かいます。卒業生からの言葉は、クラスから一名ずつ代表が出て一人当たり3分程度話していましたが、皆原稿も見ないでしっかり話していました。エライ！なかには涙ぐみながら、声を詰まらせる女生徒もあり、壇上に整列した卒業生達のなかにもハンカチを顔にあてる生徒が多数いました。現代っ子は卒業式くらいで泣いたりしないのかとも思っていましたが、そんなことはないんだねぇ。ちょっと安心。
三十数年前、自分が中学を卒業したとき、仲間内で一番男気の強かったタケシが号泣していたことを思い出し、センチな気分になるミシマ。目頭熱くなりましたよ
結構素直な子供達の姿を見て、「来て良かった」と素直に思いました。やはり、何事も現場で実感することが大事だね。
3年間、一日も休まず学校へ通った次男坊（昨日は遅刻したけどね！）、まずは褒めてやろう！良い友達も出来たし、先生方、職員の方々にも良くしていただきました。皆さん、有難うございました！！