老化。

体が痛い。
何故か？実は火曜日、テニスをやったのです。平日ですから女房と二人、もしくは女房の友達も含めて３人でテニスをする予定でした。
そのメンバーだと、私にとってはちょうどいい感じの運動になります。３人とも上級者ではないのでラリーが長く続かないからです（笑）。適度に走れるし、相手が女性だとムキになってラケットを振り回すこともない。
火曜日も、そんな軟弱テニスを想像していました。
ところが、なんと長男が「俺も行く」と。「ナンデや。お前は学校へ行かんかい！」「だって体育祭の代休なんだもん」
長男は高校２年、部活で硬式テニス部の部長を務め、さらにスクールの上級者クラスに通うテニス小僧です。既に私なんぞでは太刀打ちできない実力の持ち主なのです。
「トーチャンやカーチャンが相手じゃ面白くないだろ？」
「それでもテニスが出来るならそれでいい」
それだけテニスが好きなんですね。でもこれが私の体には辛いテニスの始まりでした。
コートに立ち、長男と打ち始めます。最初はただポンポンと打ち合っていましたが、そのうち長男が強く打ち始め、トップスピンをかけて打ち込んできました。私もムキになって打ち返します。そう簡単にやられてたまるか！でも強打ではもはや勝ち目はなく・・・長男の打ち込む強打にはラケットを合わせるのが精一杯、私が返せずにラリーがストップする場面が多くなりました・・・私は強打を諦め、コースを狙うようになりました。しかしフットワークも軽い長男はキッチリ打ち返してくる。しかも、今度はネット際に落としてみたり、エンドラインギリギリを狙ってみたり、まるで私をあざ笑うかのよう。なんとか拾ってラリーを続けますが、前後左右に揺さぶられた私はもうヘロヘロ。。。最後は逆をつかれ全く反応できず、コート上でこける始末・・・ぜいぜい口で息をして汗だくになりましたが、長男は涼しい顔。１５分くらい打ち合っただけで私は完全にノックダウン、しばらく起き上がれないくらい苦しかったです。

もはや力でも技でも長男にかなわなくなってしまった・・・
しかも火曜にテニスをやって、今日、体が痛い。老化だなあ、やっぱり・・・